僕の独り言

常識って何ですか?

こんにちは。今日は僕の独り言です。”常識”について書いてみたいと思います。常識って言葉はよく耳にします。「あの人は常識が無い」とか「一般常識」だとか。割とみんな常識という言葉には敏感ですよね。

そこで今日は僕なりに”常識”を語ってみたいと思います。本当に暇な人だけ読んでみて下さい。

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常識とは?

”常識”という言葉を辞書で引くと”健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別”とあります。こう見ると、常識という言葉は本当に抽象的であいまいな言葉だという事がわかります。健全な一般人?普通の知識?とにかく意味のはっきりしない言葉です。

”常識”を英語に訳すと「Common sense」=共通の感覚(知識)となります。うーん。まだこっちの方がわかりやすいですね。共通の感覚。海外を旅しているとよく見かける言葉ですね。

1つ確かな事は”常識”とは非常に感覚的な言葉で、状況や受け取り方によって大きく意味が変わってしまう言葉だと言う事です。人それぞれの個人的な感じ方の中で同じ組織や集団に属する人達同士で、当然共有出来るであろうと思われる感覚の事を”常識”と呼ぶのではないでしょうか?要するに全ては推測でしかありません。

 

僕の考える常識

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僕が一番始めに”常識”について考えさせられたのは、初めて海外旅行に行った時の事でした。僕はジャマイカのキングストンという街に住むインド人ファミリーの家の一部屋を間借りして
住んでいました。

その昔、ジャマイカを占領したイギリス人はアフリカからたくさんの奴隷を、船に乗せて連れて来ました。その時にインド人も一緒に連れてこられたみたいですね。だから見た目はインド人ですが、インドには一度も行った事が無い、生粋のジャマイカ人です。要はインド系ジャマイカ人です。

この家に住み始めた初日の日に僕は、この家の長男ポールに「お昼ご飯は何時頃に食べるの?」と尋ねました。するとポールは不思議そうな顔をして、「何言ってんだ?腹が減った時に食べればいいんだよ。時間は決まってないよ」と答えました。今思えば本当にナンセンスな質問をしたと思いますが、当時の僕は真剣でした。

日本の学校教育や家庭教育の中で”食事は決まった時間にみんなと一緒に食べるものだ”という常識を植え付けられていた僕はカルチャーショックを受けました。食事の時間が決まっていない?何のガイドラインも示されていない?

そう思ってよくよくその家庭の生活を眺めてみると、お母さんがまず適当に料理を作り置きします。それを、おのおのが好きな時間に、ソファーに寝転んだり、ベランダに座ったりしながら適当にだらだらと食べているだけなのです。これがジャマイカの常識なのか?それともインド人スタイルなのか?よくわかりませんでしたが、僕はこの新しい常識が気に入り、お金を払い食事をシェアさせてもらう事にしました。非常に気が楽でした。

国が変われば常識は大きく違います。

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そして、最近僕が常識について考えさせられたのは以前勤めていた職場での出来事でした。ある大雪の日の出来事でした。その日は前の晩から降り積もった雪が30cmを超え、電車やバスといった公共の交通機関は完全に麻痺していました。僕は、電車が動かないんならしょうがないなーという気持ちで、電車が動いたという情報が入るまで家の中でぬくぬくしていました。

そして電車が動いたのを見計らって駅へ行き、雪景色を楽しみながら職場へ向かいました。

まだ、誰も来てないんじゃないか?と思って職場に行くと、1人の先輩が満足げに座っていました。その先輩に「どうやってここまで来たんですか?」と尋ねると朝6時に家を出て、2時間半かけて雪の中を歩いて来たというのです。

正気の沙汰とは思えません。

何が彼をそこまで突き動かすのか?愕然とした気持ちで先輩に「凄いですね。でもそんなに無理しなくてもいいんじゃないですか?」と言ってみました。すると先輩は「仕事でやってんだから、どんな事してでも来るのが常識だろ?」とひとこと。

電車もバスも動いていない中、2時間半歩いて仕事に来るのが常識?あり得ない!!

同じ民族で同じ言語を話す者同士なのにこんなにも感覚が違うものか?と僕はカルチャーショックを受けました。大雪の時は、みんなそんなに早くは出て来られないんだから、例え歩いて行けたとしても、ある程度周りに歩調を合わせ、ゆっくり出勤するのが和を重んじる日本人の精神ではないのか?1人だけ早く出勤して、会社に忠誠心をアピールするのは、和を乱す行為ではないのか?

このように国は同じでも人が違えば常識は天と地ほど違います。

要するに、常識という名の共通の感覚があると考えるのは錯覚です。人の感覚はそんなに簡単に共有できるものではないと思います。10人十色、個の尊重です。人は一人一人みんな全然違う。これが基本原則です。

先ほども言いましたが、”常識”というのは非常に曖昧で感覚的な言葉です。だから「常識的に考えておかしい!」とか「あの人は常識が無い」などと常識を振りかざして人を避難したり、
注意したりするのはとても非常識な行為だと思います。”常識”とは人によって全く形が変わる。想像を遥かに凌ぐほど違う。共通の感覚なんて話してみないと分からない。

これが僕の考える”常識”です。

 

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woojee
こんにちは。 ユージンです。キャンプと音楽と猫が大好きな40才です。 23歳でキャンプを始めて気付いたらキャンプ歴17年。 僕がキャンプをする目的はズバリ焚き火。 「いかに薪を効率よく燃やすか?」を考えながら焚き火をいじり回すのが大好き。 都会暮らしで身近に自然がない人にキャンプや焚き火の楽しさ、キャンプ道具のカッコよさを伝えていきたいと思っています。